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2009年10月28日水曜日

いつも大勢の人に支ええられて




人は観ている。その人の才能を

 今日の講師は人工水晶の権威である日本電波工業の顧問村松弘昭さん。当社ハウスニュームラで自宅を造って頂いたいわゆる「御施主様」である。ハウスメーカー等を検討された結果、やはり近くて必要な時に世話になれる対応力を選んでいただいた。今でも、その決断は正しかったと言っていただけるのが嬉しい。

 生い立ちから学生時代、その潮目に遭った人の縁が今日の自分へ導いてくれた大きな要素ということで、「人工水晶」という研究への道を話された。教師、上司、先輩という「先達」の役割が後進に及ぼす影響の大きさは人の運命を変えるほどの力を持っていることは言うまでもない。村松さんのケースも正にこの例の一つ。

 人工水晶のパイオニアとして評価されて、世界各国を周り9つの工場建設を終えられた後、定年退職しライバル会社にヘッドハンティングされ、子会社の再生を手掛けられ、二年で黒字化に成功された。この間、人をやる気にさせる様々な改革を断行された実例は組織をまとめる上での素晴らしい指針だった。

 最後の結論としてあの有名な高畠コーチの名言「大きな耳、小さな口、優しい目」を指導者としての心構えとして結ばれた。くれぐれも「小さな耳、大きな口、厳しい目」とならないようにしたいものだ。


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