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2010年4月9日金曜日

一の重みとは?!


 今日は金曜日、平塚市倫理法人会で我が茅ヶ崎市倫理法人会の会員である村松弘昭さんが講話をされるということで、出かけました。茅ヶ崎の会員としては三度目の講話をお聴ききすることになったが、回を重ねるごとによくまとめてお話をされていることに感心した。テーマは「会社再建の経験から」というもので、ご自身が定年後にヘッドハンティングでライバル会社の子会社の再建を社長として引き受けられた体験を基にした内容であった。
 先ず、「卵が先か鶏が先か」という話から入り、次に本題の組織に移り、再建を果たすために社員の意識改革とレベルアップを何処から、どう図ったかという話を54の項目を挙げてお話しされた。先ず、
 1.組織は社長を頭にピラミッドの形をしているのではない
 2.社長の三角形が台形の上に乗っているだけで、三角形と台形は繋がっていない。したがって、腐った会社が変わるためには先ず社長が変わる必要がある。下から変えることは組織論から言っても無理であり、「率先垂範」以外ないというのが結論。その率先垂範の主は社長であり、幹部社員である。その時、必要な要件は;
   ①簡単に実行できる
   ②抜群に効果が期待できる
   ③楽々、苦もなく続けられること
この三点セットで、まずやってみること。失敗はやらなければ起きないことである。だから兎に角やってみよう理念が改革を引っ張って行ったそうだ。そして、最後の締めは万歳三唱ではなく「出来る、出来る」の三唱だそうだ。そして二年間で黒字会社へ脱皮。見事な人と組織の操縦術と感心した1時間でした。

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