go to home page

2010年5月21日金曜日

地域に活きる信金の経営とは


 今日の講話者は地元平塚市に本店がある平塚信用金庫の理事長石崎明氏。講話のテーマは「私の信用金庫経営」ということで、地域に生きる信用金庫とマーケティングの在り方をお話になるものだろうと期待して席に着いた。出世者は41社56人ということで、15人ほどは平信の関係の方々が来られていた。聞くところによると、600人ほどの大所帯である信金では若手が理事長の話を直接聞けるという機会はなかなかないそうである。
 地域マーケティングを標榜する信金のキーワードは「三つの繋がりを大きくすること」だと仰る。それは次の3つ:
 1.お客様との
 2.部下(社員)との
 3.社員同士の
信金として「至福の言葉」とは「平信のお陰で今日のわが社がある」とお客様から後々言ってもらえることである。従って、お客様のニーズに合った提案をして喜んでもらえるかを常に念頭に置きながら営業活動を行うように指導している。風通しのよい社内、部下の行動が把握でき、適切な指示、指導が出来ること、組織が組織として正しく活動出来る状態に造り上げること、そのためにリーダーの心得として幾つかの項目を列記された。それによると;
 1.ビジョンを持つこと
 2.正しい判断が出来ること
 3.目標達成に導く指導力
 4.困難に正面から当たる
 5.人前でしっかり話が出来て、人の心を打てること
 6.常に新しいことにチャレンジする姿勢
 7.自分を冷静に見つめなおすことができる
 8.常に経営理念に沿った判断を心がける
 平信は二年後に創立80年を迎える。そこで、世の中に「長寿企業」というものがあるが、その共通点はというと、次の三つであり、皆さんの参考にしていただきたいと締めくくられた。
     ◆本業に専念している
     ◆身の丈経営をしている
     ◆従業員を大切にしている



1 件のコメント:

  1. 太田様

    何時もブログ拝見しております。
    コメントしておりましたが、投稿されていなかったようで残念でした。
    今回の地元で有名な平信さんのお話伺いたかったです。
    今週は、水曜日伺います。
    よろしくお願いいたします。

    河野建築設計事務所

    返信削除