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2010年6月9日水曜日

信は成し、信はみたす


 梅雨入りも間近とみえて、ここのところ青空が遠い。今日の講師は倫理研究所の首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)方面長の藤崎正剛氏である。切れのいい話振りで、聴く者を飽きさせないが、ふと周りを見ると二名ほど居眠りをしておられる方が居る。連日の疲れからかやむなしというところだろうが、もったいない。折角、朝起きしてきたからには元をとらねばと思うのだが・・・。
 さて、話を戻すと、今日の講話は「実践は理屈なしに」というもので、倫理と言う絶対真理を知ったなら、それを理屈なしに、無条件に、喜んで全力を尽くしてやってみることの大切さを説かれた。創始者丸山敏雄先生の教えをまとめた「万人幸福の栞」には人の生き方の道筋が説かれている。書かれているのは絶対真理、大宇宙の摂理である。ある面でもっとも難しいことを平易な文章で簡潔に綴ったものが「万人幸福の栞」である。従って、それを私たちが在るがままに自然(じねん)の功徳で行うことは人を会社を地域を社会を国を世界を幸せに導く道(倫)であるというのが論旨であったと解釈した。
 簡単なようで難しい倫理の道、夫婦間や家族間といった身近な場面ですら、倫理の実践が出来ないわが身は如何なものかとふと思った。

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