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2010年11月13日土曜日

亡くなった親の前で胸を張って自分自身を語れるか!?


ここのところ快晴が続き、秋を満喫されている方々が多いようで、通行料無料化の湘南バイパスは車の通行量も多く、紅葉の箱根へ向かわれる人も多そうである。
 茅ヶ崎市倫理法人会のモーニングセミナーの講師は北海道から大村秀明法人S.V.に来ていただき、「事業経営は家庭から」というテーマで講話をしていただいた。「家庭を治められないものに会社を切り盛り出来るのか!」という話なのだがいささか耳の痛い話でした。
 ご自身の倫理とのかかわりの歴史をお話になったが、動機はあるスーパーバイザーに会い、話を聞きたいという願いからだったという事だった。何事も古今東西、人の転機は他人により動機を与えられたことによるケースが圧倒的に多いようだ。人として生きる以上当然といえば当然なのだが、その程度、大きさは個人差がある。従って、何かを感じるという感性の磨きが人を変え、進歩させていくことになるだろう。もっといえば、受身では何も起きない、何も得られないということで、感じたら兎に角「即行」しかない。それが倫理でいう実践だと語られた。この実践によって、自分を変え、自分の心の在り方を築き上げていく、それが倫理の「倫(みち)」であると。
 あなたは「亡くなった人と会話してみて自分自身を胸を張って語れますか?」と問いかけられて、衝撃を受けた。自分が名古屋へ帰って墓参りする時、墓前で言える言葉はいつも「お世話になりました。おかげさまで」程度であって、それ以上でもそれ以下でもないのだ。
 最近、「希望がなくなった、希望を見失った」と言うことが語られる機会が多いが、そのことも含めて、今一度、日々の生き方に対する自問自答へのいい機会になりました。

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