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2011年4月11日月曜日

日本を変える超元気力 パート3 講師 高村龍蔵 氏


 三ヶ月続いた高村講師の「日本を変える超元気力」講座は今回が最終回となった。第一回は「言霊力」ということで「ありがとう」を繰り返すことによって起きる不思議な連鎖を、第二回目は「共感力」ということで人の話を良く聴くことによる効果を、そして今回最終回は「巻き込み力」ということで経営者であれば右腕、左腕を作ることによって企業力の基盤が固まるという話をいただきました。
 「日本を変える超元気力」の「日本を」を「自分を」に置き換えてみると、それは自分自身を変えることを意味し、「ありがとう」の効果は自分自身を喜ばせることに通じ、それは自分自身を元気付け、勇気付けること。それは今までの自分と違った「自分づくり」をすることである。
 社長は企業の責任者であり、その立場は重い。従って、社長が発するメッセージは極めて重い。それ故に発するメッセージの重要度を認識する必要がある。話し手と聞き手という問題においては話し手の良し悪し、巧拙の問題ではなく聞き手の姿勢である。即ち、どれだけその人の身になって聞いてくれるかによって見えなかったもの聞こえてこなかった本当の話も聴けるかも知れない。それが経営者の従業員に対する姿勢であり、そこから結束が生まれる。これは倫理で言う「素直」の実践である。
 会社の中に少なくとも側近といわれる社長とビジョンを共有できる人が居れば、線が面になる。そうすれば組織への伝播は磐石になる。とこういうお話だったように思います。三回にわたって聞いた会員が14名おられたということで、氏のお話への興味を物語る証明となった。ご苦労様でした。有り難うございました。

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