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2011年5月19日木曜日

子は親の背中を見て育つ


 昭和18年の早生まれ、まさに我々と同世代を波乱万丈に乗り切って成功されたお一人だ。産めよ増やせよの国策で10人兄弟の9人目に生まれ、学歴もなく持病と戦い見事それを克服された生きざまには平々凡々とサラリーマン生活を送ってきた者には大きな岩で後ろから一撃を食らったほどの衝撃を受けた。ある意味では戦中、戦後を支えた我々の親のすごさというものを改めて思い知った一時間であった。
 淀みなく資料も見ずに話される言葉は決して技術とか話術とかというものではなく、お人柄がそうさせているのだろうが、メモを執るのもしばし忘れるほど話の中に引き込んでいく力があった。本当の実体験を自分の言葉で話されている迫力が隠されていた。
 今回の東関東東北大震災で被害を受けた仙台空港の近く岩沼市にホテル原田はあるそうだが、何度も仙台空港を利用した経験者には国道から分かれて川沿いを空港に向けて進んでいくあの景色が今はどうなっているのかとふと想ったりしている。
 盛り沢山で一つ一つがドラマになりそうなことばかりで、困っているが、その中でも95歳で大往生された父親との関り方が、この話のバックボーンになっているなと感じたのは筆者だけではなかったようだ。セミナー終了後の懇談朝食会において、出席者の大多数が「親の背中」の問題について触れられていた。筆者もそうであるが、父親には今も畏敬の念を抱いている。残念ながら父親を越えられそうにはないが、DNAの少しは受け継げたようだ。しかし、
厳しさは到底及ぶべくもない。そして子に対する影響力も。そんな反省を感想として述べさせていただきました。
 キャバレー遊びで得た知識、それはNO.1,NO.2に会うことだそうだ。そこで気が付くことは押しなべて特に美人ではないということだそうだ。しかし、高収入の秘密は?というと、それは人よりも数倍努力をしていることだそうだ。なんでもトコトンやれば運は向こうから向いてくると結ばれた。貴重な時間に仙台から来ていただき、ありがとうございました。

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