近年、情報開示が企業の義務といわれる時代になり、企業倫理の大切さが大きくクローズアップされています。その根は上から目線でなく水平の目線で社会との共存共栄を図らなければ社会から取り残され、企業存続の道を閉ざされることもありうると言う認識です。
一方で何事にもリスクは付き物。リスクが現実にならないように事前の十二分な対応は当然として、それが起きたときの対処がきちっと出来るかどうかが企業の本当の力であり、経営者(責任者)の人間力であるというお話をいただいた。
しかしながら、ここのところ相変わらず新聞紙上を賑わしていることは、世の中が見えていない企業が大小問わず沢山存在するということです。これらの不祥事の多くは内部告発によって、その端を発しています。要するに企業倫理に反することは身内でも隠し通せない時代になったということ。企業はある特定の人のものであった時代は終わり、そこに働く人、家族そして取引先等、社会全体のものであるという認識の上に立った経営が強く求められる時代になったということで、それを経営者が自覚出来ているかどうか、即ち人間力をもった経営者がその企業を経営しているかどうかが問われる時代なのです。
ポイントを短い時間の中で分かりやすくまとめていただき、時には得意の川柳も交えながらあっという間の45分間でした。いただいたレジメには起承転結、要領よくまとめていただいており、貴重な企業経営、リスクマネージメントのガイダンスとして活用させていただきます。有難うございました。
この人間力の発揮は正に倫理の実践であり要諦である。
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