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2013年11月8日金曜日

大和市倫理法人会MSから「職場の三原則 こんな会社は倒産する」 講師:大阪市北区倫理法人会相談役 松井直輝氏


  今週の水曜日、当会のMSの時に会長自らがチラシを持って茅ヶ崎を訪れ、8日(金)開催予定の恩師松井直輝氏を迎えてのMSを宣伝されていた。何時もと違う会場で行うという事もあって、その辺りを懸念し、万全を尽くされたと思います。
 講師の松井直輝氏のことは、数年前に当会で行った石井和則会長の「朝礼が職場を変える」という講話の中で聞いておりましたので、行くことを決めておりましたが、どうせ行くならゲストもお連れしようと瀬谷区の日向山にある小林住宅の社長小林康雄さん、そして営業所の女所長土屋正子さんをお連れした。

 「無人野菜販売」という営業形態が関西にもあるらしいがここはどうですか?と第一声。このビジネス形態は日本にしか存在しない独特のもので、よその国ではありえないことだそうだ。それほど国によって文化が違うのですと。そして日本文化は家庭の「食卓」で作られる。それは親が心を込めて作った料理を繰り返し繰り返し家族一緒に食べることにより家族間に愛情が芽生え絆が生まれる。食卓で人間が作られるのである。しかし、今考えてみると母親はファーストフードやコンビニで調理した食べ物を買い、そこのカウンターで食べさせる手抜きを行っている。食卓のレストラン化であり、一家団欒の機能は働かなくなっている。西洋の食文化を無作為に取り入れることで、国民性まで変わろうとしている。その大きな危惧の中で、社会そのものが回っている現実を
認めざるを得ないが、そんな現状に対して児童教育を中心に活動されてきたのが、私のキャリア
ですというご紹介があった。

 この方の教えは森信三氏の考え方が基本にあり、多くの教育に携わる方々のバイブル的な心のよりどころであり、平成学園原幼稚園もその教えの流れの中で幼児教育を行っておられるという事を石井さんから以前お聴きしていた。

講話のタイトルは職場の三原則というもの
だが、これは生き方の三原則ともいえる
ものである。

1.時を守る(時間の秩序)
2.場を浄める(空間の秩序)
3.例を正す(人間関係の秩序)

世の中すべからく約束で動いている。その歯車の一つを狂わせることによって、何が起こるかは想像に難くない。ルールを守ることも
同じであり、ルール違反は様々な軋轢をもたらす。ルールはお互いの約束事でありことを前に向けて進めていくエンジンでもある。動力が止まればストップする。
 「荒みの連鎖」という問題は人がやっているからいいだろうと迎合する人を増幅する害がある。それは目から入り、心の荒みにつながっていく。従って、環境を整理整頓する必要がある。
整理・整頓・清掃といういわゆる3Sというものの持つ意味はそういう事である。身の回りを綺麗にする、整頓することにより、仕事がはかどる。
 しつけの三原則に「挨拶・返事・はきものを揃える」というモノがあるがそれに「立腰・食育」の二つを足して、態度教育と呼んでいます。そして泉新学園ではこれを子供と母親に指導していますと結ばれました。詳細は前行にある「態度教育」をクリックするとご覧になれます。

 このあと、食事会を挟んで、保母さんたちの「職場の教養」を使った活力朝礼を見せていただきました。朝礼をわがものにし、それに保母さんたちのアイディアを取り入れられて、より親密度の高いグレードへ醸成されていることに驚きを覚えました。ありがとうございました。

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