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2014年9月18日木曜日

七転び八起き    鎌倉市倫理法人会幹事 平松 健男 氏


 今日は何故か二度寝してしまって、起きたのが5時15分でした。慌てて服を着て車に飛び乗って茅ヶ崎に向かいましたが、15分ほど遅刻してしまいました。前日、鎌倉のMSで今日茅ヶ崎で講話を御願いしている講師の体調がすぐれず、声が出ないので誰か代役を立てねばという声が聞こえて来ていたので、多少気のゆるみが有ったのかもしれない。冒頭のお話は正にリスクマネージメント、遭ってはいけない事への最低限の対策を持たないで出るととんでもない過ちに繋がることがあるというお話でした。

 平松さんは工学博士で、長く三菱自動車に勤務され、トランスミッションの業界の第一人者として活躍され、退職後平松技術アドバイザ事務所を立ち上げられ、その代表を務められている。
成功のカギは「七転び八起き」と題された今回の講話は世界の失敗の事例や同業の世界の失敗の例、そして自分の失敗の例を挙げて、技術の世界で想定外は禁句であり、あらゆる角度から安全安心の裏付けを取った上で市場に出すことの大切さをお話になった。


用意された資料には含蓄の深い言葉が
整然と纏められ、思い当たる言葉が
次々と出て来る。

有識者とか専門家と云う言葉がマスコミを
飾ることが多いが、それぞれの専門分野
や知識を並べるだけでなく「紡ぐ」役割が
最も大切である。その為にはあらゆる
分野で専門家に近い専門性を持つことが
リーダーに必要な資質であるという指摘に
思わずうなった次第です。



 成功は圧倒的な数の失敗の上に存在する。
当然のことながら成功したことにスポットライト
が当たるが、数々の失敗をしてもそこから
成功を勝ち得た人に最大の賛辞を送るべき
であると語られた。

 真似は結構、真似ることによってそれより
一段と優れたモノを作ることが大切である。
それが日本が戦後辿って来道であり、成功の
源である。

1 件のコメント:

  1. 太田さん、今週も楽しくブログ拝見させていただきました、ありがとうございます。
    モノづくりは、アイディアや気力、体力等あらゆるものが必要で、平松様のいらした自動車業界でも、真似る事で、どんどん良いものが出来ていくものだと思いました。
    横浜市 河野

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