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2014年10月22日水曜日

直観力を磨く   大窪 重幸 氏  一社 倫理研究所 経理部次長

話題にされた「紫のカーネーション」大森夫人の心づくしである

 冒頭、会員スピーチに立った石田副会長の二宮尊徳翁の「盥の水」のたとえ話を引き合いに、「情けは人の為ならず」の「人」は情けを掛けて上げる人ではなくて自分であり、家族であり、祖先かも、そして孫子の誰かかも知れないということで、結局本へ還ってくるという意味ですと、誰もが普通想っている解釈とは違う本当の意味を話された。

会員スピーチは石田忠勝副会長。二宮尊徳汪の
「盥の水」の前段をお話になった。

 
 人の話をとって、それを元に話を組み立てる感性の良さは演壇の机の上に飾られている一輪差しのカーネーションにも向けられた。筆者の記憶では、今まで来られた研究所の講師の中で、これに触れられその先をイメージされたのは大窪講師以外には無かったと記憶する。


 第四条「万象我師」の最終行、
「大上は天を・・・・」の大上とは「学び」
を意味し、これは最も優れた学びを
意味する。そして人(他人)はその次に
優れた学び方を意味する。そして「経」
は「本」を意味する。MSは正にこれを
集大成したものである。場に集まることに
よって、一人では学べないことが学べる
場所である。



「栞」は何故しおりというのか?
昔ばなしに出て来る芝刈りの翁が
帰り道の「道しるべ」の手段として、
通って来た道端の木の枝を折って、
帰り道の道しるべをしたことから
来ている。従って、語源は
「枝織り」(しおり)ということだ。
従って、「栞」は困った時、悩んだ時、
その取るべき道導になるものである。




 しかしながら「胆」は書いてあることに「そうだな」と想ったり理解したりすることではなく、
実際に自分でやってみて確かめてこそ初めて「栞」の御利益が判るはずだ。其のっ手引書がこの「万人幸福の栞」そのものである。

 


 身体の大切さも「盥と水」の関係であり、身体は「心の入れもの」であり、「健全な身体に健全な心が宿る」のことわざのように身体の構えを整えることも大切であるとこのような体操を行いました。
栞を手に栞の意味を説く大窪講師

経営者として我々法人会の会員は
瞬時の決断を迫られる場合があり、
五感を磨き、目利きとならねば
ならない。左の二つの直観(感)力
はどちらも重要であるが、五感を
通じて直観力を成長させるという
サイクルであろう。気付きのアンテナを
高く上げることにより、良い環境が
産まれ、事態が好転していく。
極めつけは「捨てる」ということで、
目の前の出来事を自然に受け止めること
ある意味でエゴを捨て、空になることが
感性を鋭くする秘訣である。と、解釈いたしました。もしかしたらと入りちがえかも知れませんが、その点はご留意願います。朝目が覚めたらすぐ起きる。朗らかに喜んで働く。一番簡単で倫理の原理原則を先ず、実践して下さいと締められました。

2 件のコメント:

  1. 太田さん、こちらも楽しく拝見しました。栞の語源、なるほどと思いました。
    直観と感覚を信じている自分にとっては、お話是非伺いたかったです。
    毎回綺麗なお花を持ってこられる康子さんの心づくしは本当に素晴らしいですね。
    横浜市 河野伸子

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  2. 大変わかり易く、活気のあるお話でした。河野さん、何時もありがとう。茅ヶ崎の会員さんから未だ書き込みがゼロ状態です。この状態を変えないと茅ヶ崎はダメになりますね。

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