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2014年12月20日土曜日

栞に学ぶ   一社 倫理研究所 首都圏方面担当研究員 鶴川 宗弘 氏


 御母堂が一般倫理の会の指導員として倫理研究所におられるということで、一般倫理の会に馴染みのある方々にはいわゆるピンとくるお名前だそうである。今朝は倫理研究所の首都圏方面担当研究員という職責で、当神奈川県下の倫理法人会を直接担当されている鶴川宗弘氏を講師に招いて、表題のテーマに基づき、講話を聴かせていただいた。筆者も11月に行われた富士研での法人レクチャラー研修でお世話になったばかりで、楽しみにお聴きしました。と言っても、ブログにまとめる手前、聞き流すわけには行かず、しっかりとメモは取りましたが、講師の真意を反映したものになるかどうかは若干の不安があります。

 茨城県土浦市のご出身で、36歳独身ということだ。幼いころからお母さんに連れられて家庭倫理の会に通うこと小五から中二まで4年間。しばらく中断し、社会人を経て32歳で倫理研究所に入所。3年間富士研修センターで研究員としての研修を受けて、今年から首都圏方面の研究員となられた。初めてお見かけしたのは9月の県役員の就任式の時だったようです。



ご覧のように「笑顔」を話す場合も
絶やさないように心がけておられる
とのことで、それはセミナーの運営
指導を1年間やられたことによると
のことで;

 1.明るい声
 2.笑顔
 3.元気な姿勢
 4.きびきびした動作

にポイントを置いて、指導をされてきた
経験によるものだそうだ。
「笑顔」は良いことがあったから笑顔に

なるという順序ではなく、笑顔でいるから「いいこと」が起きてくるとぴう順序だそうです。富士研の
ロビーにオムロンが開発した笑顔度を測る測定器が置いてあったが、研修に来る人たちはその
カメラに向かって「笑顔」づくりに余念がないそうです。これにも「コツ」があるそうで、目じりを下げ、口角を上げ、笑皺を作ることだそうです。

 余談から戻って、次のチャートを披露しましょう:


栞の9ページに「素直なこころ」の説明が出てくるが、ここで自身の体験を基に人に対するこころ、
もの(こと)に対するこころ、そして大自然にたいするこころを次のように説明された。

 他人に対する心の在り方として、前段で同期生は居ないとの説明があったが、68歳で入所されたT研究員との共同生活で得た体験が話されました。T氏は自由奔放な性格で、後片づけや整理整頓が苦手で、机を並べていた自分の机の上まで、その荷物が侵食する始末、椅子の出し入れも自分ではできず、通行を妨げられた自分がしまって通る始末。いつしか攻めごころがふっふつと
湧いてきても、何せ68歳の高齢者にはそれを面と向かって言えない。その内に冬になり、しもやけが手にできて、なかなか治らない。そこで「倫理指導」を受けると「T先輩に詫びなさい」と一言。
そこで決心して、今までの非礼を詫びて、打ち解けると「しもやけ」が治ったそうである。

 モノに対する心の在り方についてはトイレ掃除での体験から、他人が汚したトイレを素手で掃除
する過程で得られた自分の高慢な心と、他人を責める心の無意味さを体感した事例をお話になった。

 また、大自然に対する畏敬のこころは研修中の日課である「禊」を通じて、得られたエピソードをお話になった。自然を素直に受け入れる心の大切さを、ネガティブで体験した自然の滝(夕日の滝)での禊で起きた「一か月間に及ぶ頭痛」体験から説明された。自然に素直に向き合い、それと同化することにより、人間はそれをクリアできる能力の持ち主であると。

栞を手に読み方三つのポイントを説く鶴川研究員

 最後に、「栞の読み方、三つのポイント」
     
      1.いつも携帯すること
      2.先入観を持たずに素直に読む
      3.今、ここで感じることを大切に

        自分の心境の変化に応じて、感じる部分が違う。いわば
        光と影が生じる。その時、光の部分を大切に。

 「今日一日、素直な心で過ごしましょう」と結ばれました。 

朝の挨拶は大森相談役

夫唱婦随で会員スピーチは奥様の康子さん。
実家の法事に行った際のハプニングを楽しく
お聞かせいただきました。
幹事の欠席が目立つ中、新加入の照井さんの
活躍の場がどんどん増えております。

今朝は雲に覆われて姿がはっきりとは見えない富士山




2 件のコメント:

  1. 笑顔には、素晴らしい力がありますね

    お金もかからず、奪うことも出来ず、
    暗い座を明るくし、希望を与える事とある
    まわりに疲れた人がいたら笑顔与えましょう。

    動物には笑うことが出来ない、人類だけの特権です。

    モーニングセミナーに参加出来ませんでしたが、ブログよりそんな感想を持ちました❗


    横浜市倫理法人会
    樋口俊雄

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  2. 樋口さん、ありがとうございます。ポッと心の中に明るい光が灯ったようです。横浜市の盛り上がりはこのあたりの樋口会長のセンスにあるのではないかと。判った気がしました。30周年、成功をお祈りします。できることがあれば、ボランティアでやりますので、どうぞ遠慮なく。

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