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2015年7月23日木曜日

13万人が学んだタイプ別対応で会社はもっと強くなる   講師:角本 紗織理 氏 株式会社SORA代表取締役


 ここのところ地元湘南地区で活躍されている倫理法人会の経営者、その中でも女性経営者のお話を聞いてみたいという事で、積極的に人選を進めているが、今日はお隣平塚市倫理法人会の会員である株式会社SORAの代表取締役角本紗織理さんお呼びしました。

 テーマでもお判りの通り、企業の組織、人事戦略等をSP(サブパーソナリティー)カードというモノを使って、論理的に解説し、解決の方法をアドバイスしていくというコンサルタントビジネスを行っておられる企業のトップである。今日は指導アイテムの一つである「コミュニケーション」という課題について、さわりを披露して頂きました。コミュニケーションと云うのは双方向の情報伝達機能であり、送り手と受け手の価値観の相違によって起こりうるリスクをどう防ぎ、目指す方向に行動を一致させていくかを参加者全員が、自分で自分の性格をサイコシンセスをベースにイリノイ大学で提唱されたソーシャルスタイル理論を使って分類してみることから始まりました。

「サブパーソナリティー」とは?

人間の持つ様々な面を一つ取り上げて、
準人格化して独立させたものです。
SPトランプでは、多くの人に見られる
代表的なSPにニックネームを付けて
描いてあります。

この分類カードをそれぞれが10枚
抽出し、左の4つのマークの上に
並べます。赤のマークハートとダイヤ
は感情や人間関係を重視する傾向。
反対に黒のスペードとクローバは
論理的な価値感を重視する傾向を持つ人たちで、具体性を重視します。受け手側の価値観の
違いにより、同じことを発信しても発せられる言葉が変わって来ます。


 コミュニケ―ションとは:

相手の心に届き、実際の行動を促すもの

であり、企業経営者にとって、「納得と
共感」を呼ぶものでなくてはならない。

 同じ内容を発信したくても、受け取る側の
性格に合わせた発信の方法というか表現の
方法がある。前向きで、能動的な性格が
勝っている人には感情的な言葉で充分
なのだが、論理的で客観的な人には、
例えば、数値で表現すると云った「具体性」は書くことのできないファクターである。
組織編制や人事異動で、おきやすいことは「理想」と「現実」の厳しさであり、良かれと思ってやった結果が、機能しなかったとしたら組織として役割を発揮するどころではない。特に使う側、即ち経営者、管理職側からすると、組織に居る人間の価値観やこだわり、そして長所、欠点を
優しい言葉でいえば「性格」を理解して臨むのは組織の活性化の胆だろう。

 このSP(サブパーソナリティー)カードによる自己分析は企業の人材育成や組織強化にも使えるが身近には、家庭での夫婦関係、親子関係のコミュニケーション改善にも応用できるモノで、参考資料として頂いた「SPトランプ一覧」の「52個からなる人の性格の一面」を実際の人(奥さん、友人、子ども、上司、部下 等)に当てはめることによって、その傾向値からコミュニケーションの方法が導き出されるという面白さを提供して頂きました。一度ややってみようと
思っております。






2 件のコメント:

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  2. 角本さん、とっても楽しいMSでした。早速SPカードを購入してみました
    社員教育にもいいですね。使ってみます!ありがとうございました

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